当社は昭和50年2月大阪府南河内郡美原町にて創業し、平成四年六月より奈良県磯城郡川西町へ移転いたしました。旋盤機、フライス盤、ボール盤等の工作機械を使用して、ロールやプレスの金型を製作し、冷間ロール成型機で建築用資材（胴縁フェンス、足場部材、シャッターレール、グレーチング部材等）、住宅用部材（引戸レール、カーテンレール、陳列棚柱、床下大引き等）、電設資材（レースウェイ、ハンガーレール等）、車両部品(トラックレール、電車部材等)、機械部材（ホームドア部材、繊維機器部材、コンベアフレーム枠等)などを製造しております。多品種・少ロットで複雑な形状の製品を製作することが当社の強みであります。
業務内容
金型設計
ロールフォーミングの特性である応力や板厚、材質等を考慮し、最適な段数、材質で金型費用を抑え設計致します。また、量産後のことも考慮し、金型寿命が長持ちするよう、金型損傷や焼付き等の問題が発生しにくいようにロール形状を工夫し、お客様に満足して頂ける製品が長年製作できるように熟考し設計致します。
金型製作、メンテナンス
CAD図面をもとにロール金型やプレス金型を自社で製造致します。量産後もロール修正や磨き、切断金型の研磨、メタルソー切断刃の目立て等も自社で行う為、毎ロット安定した品質を提供しトラブルが起こった際も迅速に対応することが可能です。
ロール金型セット
ドローフォーミングでは、スタンド、シャフト、ワッシャー、ヨーカン、蓋まで、パスラインやセンターラインを確認しながら順を追って金型セットします。ロールフォーミングでは、ロール巾に応じたスペッサーを入れ金型セットします。
製品調整
1段1段ロールを締め、製品の調整をします。製品の形状寸法を調整しながら、反り、曲がり、捻じれ等も矯正します。金属材料の曲げ加工は、応力や伸び、スプリングバック等も発生し、金属の特性を理解した知識と経験、技術力が必要になります。
ロール成型加工
ドローフォーミング (オペレーター)
検査表を基に、形状寸法、曲がり、反り、捻じれ、L寸法等が公差内に入っているか、目視で有害なキズやバリはないかなどを検査しながら加工致します。責任者は、製品の後工程や最終用途までを理解し、数値で検査できない品質面まで念頭に置き良品かの判断をします。日々、作業者全員が安全、品質、生産効率を意識し自身の任された工程を責任をもって作業を進めていきます。
切断
バリ取り
検査
ロールフォーミング (オペレーター)
プレス加工
ロール成型後に製品の穴あけや切欠きなどのプレス加工も行っております。ロールフォーミングは長尺製品が多く、弊社では最大4m長尺プレスを保有しており、1工程で何箇所も穴加工をすることができる為、穴加工費を他社に比べ安価に御提供することが可能です。
結束・梱包
加工が完成したら、輸送中に荷崩れや製品が変形しないように、製品別にパレット搬入や帯鉄バンド・PPバンド結束、ダンボール梱包など、製品の形状や用途に応じて様々な梱包をします。スムーズに積込みできるように置き方、置き場所を決め出荷日まで保管いたします。
出荷
出荷時は、荷崩れを起こさないように運転手様と打ち合わせし、天井クレーンやフォークリフトで積み込みをし納期通りに納品致します。また、自社便で3t平車も保有しております。